最近、感動したマインドフルネスの本がこちら。
マインドフルネスというと、雑念を払い「今、ここ」に集中することですね。
この本はマインドフルネスについて、ストーリー形式で書かれています。
貧しく、家族にも問題があった少年が、マインドフルネスを通して成功や挫折を繰り返し成長していく…というストーリー。
すごい展開で進んでいきますが、なんと実話だそうな。とても感動しました。
マインドフルネスについての本を過去にも何冊か読んできましたが、この本が一番わかりやすかったです。
子どもへ語りかける口調で丁寧に説明されているので、感覚もつかみやすい。
紹介されているマインドフルネスの方法は4つ。
①体をリラックスさせる
②頭の中の思考を消す
③心を開く
④自分の夢や理想を想像する
私はこの中でも、「②頭の中の思考を消す」が一番大切だと思いました。
常に頭の中が考えごとや思考で埋め尽くされています。
単純に考え事をしているだけならまだ良いのですが、問題なのは同じことをいつまでも悩んだり、クヨクヨと考え過ぎてしまうこと。
そういった雑念への対処が一番難しく、本の中でも訓練が必要と言われていました。
しかし、練習しているうちに感覚が掴めるようになってきます。
私も悶々と考え込んでしまうことはまだありますが、だんだんと頭を空っぽにできる時間が長くなってきたように思います。
不思議なものでその感覚がつかめてくると、気分の切り替えも出来るようになり、クヨクヨ悩むことが減りました。
これは「今、ここ」にいられるようになってきたからだと思います。
うーん、これはすごい!
「今、ここ」のすごさを体感しています。
生きていると、絶えず過去の後悔や未来の不安が沸いてきてしまうものですが、それを排除できれば「今」に強く集中できる状態になれます。
その状態が、人間として最強の状態なんだと思いますね。