最近、「仕事がゆるくて、自分が成長できるか心配」という若者が多いとか。
私も昔は、成長するためにはバリバリ働かないといけない!…と思っていました。
しかし、激務を経験したら、毎日が苦痛で成長どころではありませんでした。
結果的に成長していた部分もありましたが、時間や自由を犠牲にしまくっていたので、かなり辛かったです。
今では、成長を求めるよりも「苦痛を感じない仕事を見つけること」の方が大切だなと実感しています。
「苦痛でない仕事」の効能
いまの仕事は、ストレスはほぼゼロ。私に合っているのだと思います。
勤務形態、業務内容、人間関係など全ての面で「嫌だな」と思うことがありません。
職場でのストレスが激減してから、自分でも大きな変化を感じています。
周囲からは「人が変わったんじゃないか」と言われるレベルです。
具体的には…
・イライラしている時間がほぼゼロになった
・いつも笑顔でいられるようになった
・心に余裕ができた
以前は常にイライラしていて、不機嫌で無口でした。
家族ともろくにコミュニケーションを取っていなかったような…。
それが今では「毎日楽しそう」と言われるくらいになりました。
辛いことは長期間続けるもんじゃないなと、つくづく思います。
日々の我慢は、徐々に心を蝕んでいきます。
人生から苦痛を取り除こう
私の場合は「仕事=我慢」という刷り込みがあったので、辞めるまでに時間が掛かってしまいました。
しかし、平日も休日も常に仕事関連のネガティブな気持ちに苛まれているのであればそれは普通ではないと思います。
メンタルどうこう以前に、度を超えた我慢が必要なら手放した方が良い。
私は今では「辛い」「やりたくない」「やめたい」…そう思ったことは、積極的に手放すようになりました。
お試しでも、短期間でも良いから、一旦離れてみる。
人間関係だったら、連絡を断ってみる。
仕事だったら、有給を取って離れてみる。など。
一時でも離れたときに、ワクワクしたり気持ちが楽になったら、手放すべきものなのかもしれません。
逆に、離れてみると「自分には必要だ!」と再確認できることもありますし。
苦痛が少ない生活は、驚くほど快適。
もちろん努力が必要な場面はあるものの、そこに辛さはありません。
自分が快適に感じる場所を見つけることって、すごく大切です。
潔く手放す、諦めずに探す、勇気が必要なことも多いですが、その先には平穏があります。