最近、仕事でポカして周囲に大迷惑をかけてしまいました…。
しかし、こうやって自分のミスで自爆したにもかかわらず、どこかで「忙しかったからだ」「自分はあまり悪くない」と人のせいにする自分もいたりで、色々と考えさせられました。
そして、「私って、自分にものすごく期待しているのでは!?」と気付かされました。
自分への期待はほどほどに
私はどこかプライドが高い部分があって、「この人にできるのに、なんで自分にはできないんだ!?」と思ってしまうことが多々ありました…。
学生の頃、優等生だった時期があって、周囲の大人たちから褒め称えられていました。
その褒められた経験から「自分は優秀なんだ」という勘違いをしていたのかもしれません…。
社会に出てからは、自分よりも遥かに優秀な人を見てきたにもかかわらず、「自分はまだ本気出してないだけ」みたいな謎のポテンシャルへの期待の高さもあったり。
この「自分は優秀だ」というのが勘違いではなく、事実だったらまだ良いのですが、私の場合はポンコツ。
気を抜いて凡ミスをしたり、嫌な業務を極限まで先延ばしにして、周囲に迷惑をかけてしまうのです…
自分をダメな奴だと思え
最近読んだ本に感動した文がありました。
私は数年前まで、借金まみれでした。 そんな自分の人間性や生活ぶりが、ほとほと嫌になりました。
そこであるとき、プライドとか見栄を全部なくして、「自分は日本一のくず人間だ」と思うようにしたのです。
節約や貯蓄などお金に関する本ですが、妙に先ほどの文章にビビビと来ました。
私に必要な考え方はこれだ!と。
自分をくず人間だと思う。
そうすると謙虚になれるし、他人と比較することも他人を見下すこともなく、コツコツと努力できるだろうと思ったのです。
謙虚なフリが一番ウザい
今まで「エセ謙虚な人」だったわけですが、これってただの嫌な奴ですよね。
悩みを相談するフリをして、マウントを取ってくる人みたいな…
そういう人って、行動の一つ一つに出てくると思うんです。
外では謝ったり謙遜するけど、腹の底では他人のせいにしたり、自分は悪くないと決め込んでいたり。
謙虚さってのは、真に謙虚でないと醸せないものなのかも…。
嗚呼、反省反省。
心を入れ替えました…
自分はポンコツだ!と思うようになってから、心が楽になりました。
感覚的には、自己卑下ではなく、ただ単に「ポンコツだ」って事実を認めただけ。
そうすると、ミスしても自己嫌悪に陥らないし、仕事で注意されても「ですよね~」みたいな心の余裕が出ました。
本当の意味で「自責」でものを考えられるようになって、一切他人のせいにしなくなりました。
不思議と謙虚な気持ちで過ごしていると、周囲の態度も柔らかくなってきたような感じがします。
自己評価が無駄に高いことを「自信がある」と勘違いしていた部分もあったので、いい薬になりました。