風邪を引いてから、家で引きこもる生活をしております。
仕事はしているものの、在宅勤務のデスクワークなので活動量がほぼゼロ。
不思議なもので、活動しないと、活力ってわいてこないんですね。
年が明けてからすべてのことを最低限の労力でこなしているので、ふと「こんなんじゃダメだ…ちゃんとしなきゃ」と思うことが増えました。
そんなときに、出合ったドンピシャな本がこちら。
「ちゃんとしなさい」と言われて育った著者が、自暴自棄になって思うままに生きたら、人生がうまくいった!という話。
本当に、全然ちゃんとしてない!笑
「ちゃんとしない」とは書いてあるものの、さすがに常識的なレベルの「ちゃんとしない」だろう…と思って読み始めたのですが。
実際に読んでみたら、驚愕レベルのちゃんとしてなさ!笑
例えば…
・家事にかける時間は週3時間(しかも外注)
・自分が気が向いたときにしか、子どもの遊び相手をしない
・昼寝レベルでも、人の誘いを断る
・お風呂には毎日入らない …などなど
…という、今までの常識をドカン!と崩すような、自分最優先ぶり。
ここまで来ると、かえって清々しいし、自分を振り返るきっかけになりました。
罪悪感を感じたとき
一番、心に残ったのは「罪悪感」についてのページ。
罪悪感を感じたときは、「自分の本心」と「常識・価値観」が解離しているとき。
自分自身は正直そこまで悪いとは思ってないし、正当化したい理由もある、 けど周囲の人や世の中には〝悪いと糾弾されそう〟だから、 一応、自分でも悪いって自覚してることをアピールしておきますね〜。
ってときに持ち出すとちょうどいいのが、罪悪感という感情です。
つい最近、有給を取るときに、罪悪感を感じたのですが、まさにこの感情!
「本当は有給を取って思い切り羽根を伸ばしたいんだけど、この忙しいときに休んだら怒られるかな…」と思っていました。
「ちゃんとしなきゃ」と思って常識を最優先に生きてきたせいか、罪悪感を感じる場面が非常に多いので、罪悪感を感じたら「自分がやりたい方」を選ぶようにしようと決意。
これからは罪悪感を感じたら、「自分の本心」がわかるチャンスだ!と、ポジティブに捉えることに。
ちなみに、有給はしっかり取りました。
ストレスになる「ちゃんとしなきゃ」は手放す
「ちゃんとしなきゃ」と思っている状態って、他人軸で生きているということなんですよね。
自発的に見えて、自発的じゃない。
一番困るのは、「常識・価値観」が自分の本心だと思い込んでいることです。
私も自分の中で「ちゃんとしなきゃ」を動機にしていた行動が多くて多くて、数えきれないくらいでした…笑
罪悪感を感じたとき以外で、たまに何かをしようとする(特に頼まれごと)と、ストレスや怒りを感じるときがありました。
これって「ちゃんとしなきゃ」が基準になっている行動だったんだと、気付いて目からウロコ…。
「ちゃんとしなきゃ」を卒業できたら、こういう怒りやイライラも手放せそうです。
この一冊で「ちゃんとしなきゃ」は誰のためにもならない…ということが、よーくわかりました。
いま(2023年1月現在)Kindleアンリミテッドで配信されているので、よかったらどうぞ!