最近読んで面白かった本。
女優、モデル、クリエイター、政治家など様々な女性が自分が27歳のときに何を考えていたか、どう過ごしたかについて書かれています。
もともと雑誌のインタビュー記事を本にまとめたものなので、1つ1つが読みやすい。
キラキラ輝いて堂々と生きている人も、悩んで努力して…トントン拍子で人生が進んでいたわけではないということがわかります。
悩み、もがく中で出した結論や人生観は人それぞれで、またそこが面白い。
共感あり、目からウロコあり、感動ありの一冊でした。
27歳のときの自分と照らし合わせながら読めたこと。
いま27歳の人でなくとも、読んでいて面白いのではないでしょうか。
思えば、私も27歳のときって人生のターニングポイントだった気がします。
仕事か結婚か悩んでいましたね…結局は自分に自信がなくて、どちらもダメになりましたが。
悩みは尽きなかったものの、「周りに流されてばかりの自分を捨てて、もっと自分を優先して生きよう!」と決めた年でした。
それから足掻き続けていますが、30歳を超えてからは吹っ切れたのか楽になりました。
色々と考えて、背負っていたものを捨てまくった結果、自分が辛いことや苦手なことに無理してチャレンジすることも捨てられました。
おかげさまで(?)、社会人としての経歴は全く順調ではありませんが、かなり楽にユルく生きています。
当時は悶々と考え続ける毎日で、こんなに気楽に毎日を過ごせるようになるとは夢にも思いませんでした。
自分自身で悩んでもがいて出てきた答えや考え方は最強だと思いますね。
自分で考えて行動することの大切さを教えてくれる一冊でした。