ここ数ヶ月ほど、無職として生きていました。
やむを得ず…というよりは、無職になってみたくてな無職になった感じです。
不思議なもので、「なりたくてなった」というだけで、罪悪感や不安、心配はほとんど湧いてきませんでした。
それに私と同じような境遇のコミックエッセイも発見。
『思いつき無職生活 職なしガールの残念だけど悪くない日々』
著書の方も思い付きで無職になった方。
無職生活や職場でのやりとり、就職活動や再就職についてもエピソードを綴っておられます。
この本に共感し、すごく勇気をもらい、堂々と生きておりました。
もちろん不安がゼロだったわけではありませんが、猛烈に楽しかった!ビバ無職!
私が仕事を辞めたときも、「普通は転職先を決めてから辞めるのが当たり前でしょ」なんて散々言われました。
しかし、その時の会社・上司・仕事が猛烈に嫌で耐えられなくなったので、社会人生活から逃走。レールを降りるってやつです(レールに乗れていたかは謎)。
辞める前も無職期間中も、なんとかなるだろう!って、かなり楽天的に考えていました。まあ、実際にどうにかなったので(仕事が決まった)、人生はなんとかなるものなのです。
この無職期間は本当に自由に過ごしました。
節約は必要だったけど、読書が好きな私は図書館という無料天国を見つけて、好きな本を好きなときに読みました。
他には家事をしたり、散歩したり、親の手伝いをしたり、植物を育てたり、お金の掛からないことを全力で楽しんでいました。
お金がなくても楽しもうと思えば楽しめるものだと、気付きました。
やはり私は「自由」というものが大好きだ!
今まで生きてきた中で一番自由に過ごした無職期間が、今まで経験したものの中で一番楽しかった。
それと同時に辛い状況からは逃げてもいいんだと身をもって実感しました。
会社人生活から離れてから、身も心も復活!
数年前から「無職になりたい」と思っていましたが、実際にやってみて良かったです。
自分にとって何が一番大切かを知ることができました。