この間まで、全力で「やりたいこと探し」をしていましたが、最近はやめました。
私の場合、好きなこともやりたいこともよくわからなかったので、答えを見つけるためにずーっと考えていました。
時間があればずーっとずーっと考えていました。
「やりたいこと」「好きなこと」は私の人生の「使命」だ!…と思ったら火が付きまして、ずっと考えて血眼で探してみたのです。
しかし、見つからなかった。
使命とは
私が出した結論です。
使命とは、自分が死ぬときに後悔しない人生を歩むことである
これだと思います。
正直ね、「自分の使命はこれだー!」と思って行動しても失敗して「やっぱり違った」なんてこと、人生には往々にして起こります。
だからこそ、その時の自分が「これだ!」と確信したこととか、楽しいこととか、やりたいことを積み重ねていけば良いのではないかと思いました。
使命はあるのか
そもそも、使命だのやりたいことだの、考えただけで見つかるのであれば、こんなに悩んでいません。
大切なのは、考えることよりも行動することです。
頭の中だけで色々と思考を展開させていると、迷走しだすんですね。
私なんて、一瞬ユーチューバーになろうとしていましたからね!(血迷ったとしか言えない)
探すときは、行動第一です。
・少しでも興味のあることには気軽に挑戦してみる
・ついやってしまうことや好きなことはとことんやってみる
これもウンウン考えるのではなくて、ぽんと思い付いたら行動してみる。
ピスタチオのジェラート食べたいな~とか、あの漫画ばかり読みたいな~とか、そういうちょっとした思い付きを大切にしてどんどん行動すればいい。
お金じゃない
あと、やりたいことを考えるときに「稼げるかどうか」で考えてしまうことって多いのですが(私だけ?)、あくまでも好きかどうかを優先して考えるべきです。
「化粧品が好きだからBAになる!」
って言っても、接客が苦手でどうしても出来なかったら苦しいだけです。
仕事にしたいなら頑張ればいいのですが、モチベーションが保てないのであればメイク・服装自由な事務の方が化粧品自体を楽しめる可能性は高い。
「好きを仕事に」とは言いますが、お金が絡むとやがては「好き」が「義務」になり、楽しめるもんも楽しめなくなる。
本当に好きなことで稼ぎたいのかどうか、趣味として死ぬまで娯楽として位置付けるのか…こういう線引きは冷静にする必要がありますね。
でかい使命がみんなにあるわけではない
ちょっとスピリチュアルな話になってきますが、人は生まれてくる前に自分が今回の人生で出会う人や遭遇する困難な出来事を決めてきているそうです。
もちろん、そこには「使命」もあるそうですが、みんながみんな教科書に載るような大きな使命と偉大な功績を遺すわけではない。
まず大切なのは、自分と周囲の人を幸せにすることが大切なんですって。
これにはハッとしました。
「自分には何か大きな役割があるはずだ!」と遠くばかりを見つめて、自分や大切な人をないがしろにしていては、最終的に幸せにはなれないかもしれません。
何事もスタートは小さいところから。
いつの間にか、世界的な著名人になった、こんまりさんも最初は自分の身の回りの片付けからスタートしています。
無理に探さなくても、目の前にあることに取り組んでいけばいつか見つかりそうですね。