99%のムダを滅ぼす会

無駄なものや思考を捨てて取り戻すシンプルな自分

真剣に生きても必ず報われるわけじゃない

最近、衝撃を受けたエッセイ。

 

『あやうく一生懸命生きるところだった』

あやうく一生懸命生きるところだった

 

・いつかお金持ちにならなきゃと焦っている人

・忙殺されている人

・一生懸命に生きなきゃと思っている人

 

こう思っていて、頑張ることに疲れている方はすごく勇気を貰える一冊だと思います。

 

私も今の会社に入って全力で走り続けてきました。

周りがバリバリと働いている(ように見える)なか、自分はまだまだだ…と考えてもがいてきました。

 

しかし、冷静になっていると全力で頑張っている人よりも、要領よくやっている人の方が楽しそうに仕事をしているわけです。

 

こういう状態を目の当たりするとつい思ってしまうのです。

 

「こんなに頑張っているのになんで?」

 

一生懸命生きるれば報われるわけではないなと、気付いたのはわりと最近。

 

昔から言われている「努力すれば報われる」は誰にでもあてはまるわけではないんだ、と。

もちろん、努力して報われることはありますが、それが先の見えないトンネルで精神を蝕むものだったら?潔く手放した方が良いはずです。

 

全体的にゆる~い感じで流れていくエッセイですが、その根底にある考え方や気付きは非常に深かった。

 

特に、私が頭を殴られた気分になったのが「年を取ってから遊ぶだなんて!」という項目。

 

非常に雑な要約をしますと、

 

大人は仕事ばかりして、大義名分がない限り遊ばない。

結局遊べるようになるのは、年をとってからだ。

なぜ今遊ばないのか

 

…という内容なのですが。

 

みんな老後の悠々自適を夢見て仕事をしていますよね。

そのために、若くて元気に行動できる時間を犠牲にしている…。

 

これは超・衝撃でした。

 

私の中にあった、なぜ今を楽しめないのかという疑問が解決しました。

 

頑張り過ぎない方が、人生の満足度は高くなるのかもしれません。