私のコンプレックスは何かというと、人見知りをすること、そして話が下手なことです…。
それゆえ、会話のときにとっても気を使うもので、脳みそフル回転。
(しかしそれでも上手く話せない)
プライベートでも仕事でも、「考えながら話す」のが苦手。
夢は、立て板に水…です。
努力実らず終了した話
一時期、セミナーの講師をやっておりましたが、資料作りは楽しくてしょうがないのですが、説明の段階で躓く…(講師として致命的)
講師の仕事も、話す訓練としてやっていた部分がありますが、努力のわりに全く実らず終了…。どういうこと?
話が下手なので、当然周りとのコミュニケーションはスムーズではないです。
同世代の子たちが集まって全員でワイワイ喋る場面ってよく見かけますが、あれが出来ない。
そういう場面で全く発言できません。
会議の場面では大丈夫なのですが(挙手制のときは)、複数人集まっての世間話だとか、飲み会だとかは、おとなしくしています。
外に出ると「物静かな人」と言われます。
出来ないこととどう向き合うか
私は諦めました。
別にこのままでよくない?…と完全に開き直っています。
全く努力してこなかったわけではないし、もがいた結果の諦めは許されると思う。
もうね、こういうコンプレックスなんて追っかけてもしょうがないことがわかった。
手に入らないし。
話すのは下手くそですが、文章はまともに書ける方なので、そっちに注力していきたいですね…
「いまの自分」を受け入れるということ
幸せでも、自信でも、現状を受け入れることが大切なのだと思いました。
「あれが手に入ったら幸せ」とか「こういう状態になったら自分はすごい」とか、そういう現在持っていないものにフォーカスするのは苦しくなるだけ。
もし努力して頑張って手に入ったのであれば、それはすごく良いことなのですが、頑張っても手に入らなかった場合は諦めるか、アプローチ方法を変える必要があります。
ただ、欲しいものが手に入ろうが入るまいが、実はどちらでも良くって、「いまの自分でいいんだ」と丸ごと認められるようにする思考の転換のほうが大切です。
自分を無理やり変える必要もないし、周りの目を気にしすぎることもないし、イヤなことなんて極力避けてしまえば良いし、精神を病むまでの忍耐も必要ない。
少なくとも、自分が自分に感じているある種の「辛さ」や「劣等感」は自分でどうにかできるものだと思います。
そのために必要なのは、コンプレックスを解消することでも、他人の真似をすることでもなく、ありのままの現在の自分を「これが自分だ、このままが良いんだ」と割りきること。
出来ないことがある、人とは違うところがある……それが個性ってもんです。
これが出来れば、自分の人生を取り戻せるきっかけになり得ると思いました。