私は一部の人からは、「努力もせずなんでも出来る人間」だと思われているようです。
そのせいで嫉妬されることもありました。
私の中によくわからない「見栄」がありまして、あまり努力している姿を見せなかったのがいけなかったようです。
ただこれって、努力したことの無い人から言われることが多い。
自分の境遇に諦めて、毎日愚痴ばかりを言って、現状を変えようとしない人。
悩みは多い方(だと思う)
思えば悩みの多い人生でした。
両親には何の不自由もなく育ててもらったのですが、コンプレックスや自信の無さが半端ではありませんでした。
自分の容姿に悩み、自分の性格に悩み、自分の能力の無さに悩み、職歴に悩み……
そこから派生する大量の小さな悩みをひとつでも消そうと、勉強と実践を繰り返してきました。
その中で得た方法は沢山あります。
それでも悩みがゼロになるわけではないので、トライ&エラーを繰り返してきました。
いつしかそれが自信になり、「私のままでも良いのじゃないか」と開き直れるようになり、今は自分が好きです。
私が思ったのは、「努力と行動の積み重ねで人生は変わる」ということ。
その積み重ねの中で得られるものは非常に大きい。
経験した量だけ、視野が広くなり、思考もかなりポジティブに。
私のラッキー
私はかなりラッキーな境遇にいると思います。
大卒で就職浪人するが挫折→諦めて29歳までフリーター→30目前で正社員(でも実態は派遣社員)→30歳でそこそこ有名な企業から引き抜かれる
私が29歳の頃は「フリーターが正社員になれるのは、20代のうち」っていう風潮がありました。(今もあるのか?)
実際、「うちのエージェントサービスは20代前半までなので…」と断られたこともあります。
これで心が折れかけました。
当時はフリーターって言っても、残業が多い職場でフルタイム勤務な上、人手不足でクビにはならなさそうな安定感のある仕事で、生活できるくらいの収入はあったので続ける選択肢もありました。
ただ、そこで諦めずに一歩踏み出してみました。
そうしたら、トントン拍子に進みました。
努力はした
もちろん、29までろくに事務作業なんてしたことはありませんでしたから(ExcelやWordなんて使えたもんじゃなかった)、こっそり親のパソコンで夜な夜な練習しました。
ビジネスマナーやメールの打ち方もよくわからなかったので、本を読んだり。
仕事の効率化や自己啓発の本は、派遣の頃からよく読んでいました。
派遣という立場でも、周りの人と遜色なく働けていたのだと思います。
正社員になったときは、自分の努力が実った気がしてすごく嬉しかったですね。
今もその会社で働いています。ブラック企業ですが、同僚がいい人ばかりで、楽しく働けている方だと思います。ブラック企業ですが(2回目)。
行動すれば道はひらける
今でも、「あなたは違うから」と言われることがあります。
そういう言う人たちが言うのは、
「学歴(職歴)が無いから無理」
「やったことがないから無理」
「とりあえず自分には無理」
行動する前に諦めて何もしていないんですよ!
人間は変化を嫌う生き物です。
変化を恐れるあまり、辛い現状を選ぼうとする。
果たしてそのままで良いのでしょうか…
私は、「行動すれば人生が変わる」と思います。
キラキラと輝いているあの人や、何の努力もしないで美味しいポジションにいる人…、もしかしたら、見えないところで努力をしているのかもしれません。
上手くいっている人は、必ずどこかで努力をしているものだと思っています。
妬んでいる場合じゃないのです。
何の努力や行動もしないのに腐っているのは、お門違いなのです。