洋服って人を選びますよね。
どんなに好きでも「着られているように見える」のは、ほとんどの場合、サイズが合っていないか、デザインと年齢がチグハグだからです。
昔、女子アナのようなコンサバなスタイルが流行った頃、私は10代でした。
そのころ、学生でも手が届くような安いショップで憧れのコンサバなタイトスカートを試着してみた私。
これがまあ、10代のコドモには似合わない似合わない。
試着してビックリしましたもん。
背伸びをしないことって大切だなと実感した瞬間でございました。
そこからは結構、服と似合う年齢を意識し始めましたね。
服を選ぶときは、「これは今の年齢ではまだ似合わない」「これは子どもっぽすぎる」と、考えるようになりました。
ずっと買えなかった服
そんな感じでずっと買わなかった服に、ボウタイブラウスとタイトスカートがありまして。
この2つって、私のなかでは「大人しか着られない服」という位置付けで長らく手を出して来ませんでした。
ただね…気付いたらアラサーになっていたワタクシ。
いつの間にかボウタイもタイトスカートも普通に似合うようになっておりました。
昔は「大人が着るもんだ」と思っていた服が似合うようになったっていうのは、なかなか感慨深いものがあります。
それだけ年を取ったということでもありますが。
逆に似合わなくなったものもありますよ。
リボンやフリルなど甘過ぎるアイテムは似合いません。イタイ人に見える。
昔はもうちょっと似合っていたはずなんですけどね。
似合うものを着れば若く見える
なんか面白いですよね。
いま似合うものも、そのうち似合わなくなるのでしょうか。
まあでも、そのときにはまた新しい自分を楽しんでいる気がします。
時の流れは早いものですね…
かといって、若作りをしようとは思っていません。
その時に似合うものを着るのが一番若く見えるからです。