子供の頃、学校の先生や両親、親戚など大人たちからよく「本を読め」と言われたものです。
言うことを聞いて読んだかっていうと、全く読んでないです。
子供ながらに「本を読むと頭が良くなる」とは思っていましたが、別に頭が良くなって欲しい願望も、文字の羅列に耐えられる忍耐力も私にはなく、マンガばかり読んでいました。
しかし、今ならわかる。
なんで、大人たちがあんなに「本を読め」と言っていたかがね!
世界を広げるため
本を読ませたい理由は、世界を広げて欲しいからなんじゃないかなーと。
本って紙に文字が並んでいるシロモノですが、もう亡くなった偉人の価値観に触れられたり、「天才だ」と言われる人の考えを知ることができたり……と、とんでもない資料なのです。
読むだけで一気に世界がどかんと広がります。
人の考え方に触れることで柔軟性が出る
私が本を読むようになったのは、大人になってからです。
大人でも全く読まない人に比べると、色んな考え方や価値観に触れているぶん、柔軟性は高いような気がします。
柔軟性というか……「そういう考え方もあるよね」と、すっと受け入れられる力とでも言いましょうか。
人って自分の主観でしか生きられないと思うんですよ。
自分の世界しか知らないと、自己中になります。
自己中なのは、他人の世界を知らないからです。
自分だけの世界は狭いですよ。悲しくなるくらいに。
本を読むと、それがわかる。
でも読書は大人になってからでもいいかなーなんて
私はあまり読解力がないタイプだったので、読書は大人になってからの方が身になっていると思います。
読書は面白くなってきてから習慣化した方が、イヤイヤ読むことの10倍は身になるもの。
特に、大人になると、思考パターンがある程度決まってきて頑固になるので、他人の意見に触れておくためにも、読書は大切だなと痛感しております。