「ありがとう」と言われることを期待して行動していませんか?
この間、職場の若手が「この中に『ありがとう』が言えない人がいる」という、なかなか大胆な主張をしていて、勇気があるなと。
これを聞いて、「あ~感謝しないといけないな」と反省した人が多かったように思いますが、
私はそれよりも、「感謝されること前提で行動する人」の多さに驚きました…
「ありがとう」を待たない
なまじ、「ありがとう」としっかりお礼できる人ほど、他人から感謝されないことにストレスを感じてしまうことが多いと思います。
これは素晴らしいことだと思います。
「やってもらって当然」と感謝の気持ちゼロな態度の人間もいますからね…。
ただ、この「ありがとう待ち」は、非常にストレスになると思うんですよ。
この対処法は、感謝してもらう前提で行動しないこと。
私も昔は、「なんで、やってあげたのに「ありがとう」の一言もないの!?」と怒り狂う人間でした。
しかし、それってエゴな部分があって、自分が感謝されたいからやっているという側面がゼロではないと思うのです。
しかし、相手側とってはありがた迷惑の可能性もあります。
あくまでも、気遣いって主観的なもので、それが相手にとって正しいかどうかはわからない。
その行動が良いかどうかのバロメーターが相手からの感謝だと思っています。
だからこそ、しれっと行動をして去る。
「ありがとう」を待たない。
私はこう考えるようになってから、ストレスが減りました。
まあ……お礼を言えない人って、ロクな奴じゃありませんけどね…。