私はあまり仕事ができる人間ではありません。
かくれポンコツです。
「謙遜しているだけでしょう」と思ってくれる優しい方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に大して出来ないんですよ。
私は「できる人」でなく「ポンコツ部分が垣間見えるけど、ちゃんとできそうな人」というポジションにいます。
そういうポジションの方が圧倒的に生きやすいです。
できる人は大変すぎる
悲しいかな「できる人」のところにほど、色んな仕事が舞い込んできます。
うちの会社は有名なブラック企業ですが、できる人ほど帰れない。どんなに効率化しても定時に上がれない量がきますから…。
この状況を毎日目の当たりにしているので、特に上を目指していません。
ただ、できるならやれば良いし、無理にできる人を目指さなくてもいい。
これって自分のためでもあるし、他人のためでもある。
うちの会社は20代で役職者がゴロゴロいる会社なので、みんな頑張って「できる人」になろうとするんですよね。
それで案件を抱えすぎて爆発して、周囲に盛大な火の粉が…。
それで結局、昇進できないという悪循環。
できる量をやる
当然ながら大量の案件をかかえて自爆する人よりも、できる範囲の量をきっちり終わらせる人の方が評価は高いです。
量をこなせば良いってもんじゃないなと。
しかし、その評価の高い人は爆発的な量を抱えても出来ちゃうんですけどね…
ただ、やり方が違う。
できる限り人に振るんですよ。
任せられるところは任せて重要なところだけは自分が管理する…みたいな。
こう考えると、自分で全部やろうとするのは損です。
人に仕事を振って上手く立ち回れる人の方が評価は高い。
できる人=全部自分でやる人…ではありません。
よって、頑張り過ぎていない感じなんですよね。
ポンコツはいない
ポンコツと書きましたが、この世に真のポンコツはいないと思っています。
上司の指示や仕事の振り方が下手なだけ。
ただ、やってはいけないことがひとつあって、それは「同じミスを何度も繰り返すこと」です。
これをやると見放される可能性があるので大変危険です。
過去に数人これが原因で異動させられた人を見てきました。
しかし、その人たちも異動先ではちゃんと仕事が出来ていますからね。ポンコツではありません。
長くなりましたが、仕事はそんなに頑張らなくても良いと思います。
会社ってランキングだとか昇進だとかで競争させられるような仕組みになっているところも多いですけど、そこに安易に乗ってしまわないこと。
自分が上に行きたいとかなら、その波に乗るのがモチベーションアップにも繋がりますが……
限界を感じたら、潔く手を引くことも大切かなと。
私は全く頑張っていません。
自分じゃなくてもできる仕事は同僚に振り、無理な仕事は上司に丸投げ。
ときどきちょっと事故るポンコツっぷりですが、何故か怒られなくなってきました!
できることしかやっていません。