いまや、コテやパーマ・縮毛矯正・ヘアカラー……など、髪型は自由自在!な時代。
流行りも変わるけれど、個人的な好みや似合うものもどんどん変わっていくもの。
そんなわたしの最近の好みは、自分の髪質を生かしたヘアスタイル。
完璧に作り込んだ髪型も素敵だけど、自分の髪質を生かしたナチュラルさも素敵。
このクウネルという雑誌、表紙は小林麻美さん。
天然パーマでかなりボリューミィなヘア。
わたしがやるとただの爆発ヘアですが、彼女はすごく似合っている。
自分の髪質に合わせた髪型にすると、すごく映えるのかなーと思いました。
髪質を生かしてみる
ナチュラルな美しさを持つ人って、自分の素材を生かしていますよね。
髪型だけでなく、ソバカスや肌の色、体型だって隠さず生かした方が素敵な場合が非常~に多い。
しかし、そんな魅力を隠してしまう人は多い。
なんで隠してしまうかっていうと、そういった特徴って自身が「コンプレックス」として捉えてしまうから。
そうして、どんどん隠していって、美しさを作っていってしまう。
憧れの女優さんや、人気のタレントさん、流行りの美しさ……そういったもので、元々の自分を作り替えていってしまうんですね。
それはそれで良いんです。
最近、世に美人がグンと増えたのは、「美人になろう」という姿勢と、美に関する情報が手に入れやすくなったおかげ。
自分を生かした人の美しさ
しかし、そういった魅力を追いかけるのも楽しいですが、結構手間なんですよね。
髪質は変わらないし、
ソバカスや肌の色をごまかすなんて相当な手間だし、
体型なんて簡単に変わるもんじゃないし……
結構大変じゃないですか。
わたしは面倒くさがりなこともあって、あまり作り込むのを止めた派です。
特に作り込んでいたのが髪型。
ふんわりパーマを控えめにしました。
髪が柔らかい人がパーマをかけると、綿菓子みたいなふんわり感が出ますが、わたしのような剛毛がやるとですね、ハグリット(ハリーポッターのキャラクター)みたいになるわけです。
わたしが素材に抗えないなと思ったのはこれ。
本当に髪質ってどうにもならない。
アラサーで突如感じた違和感
もともとド直毛の硬い髪なので、この髪型は真逆をいくものでした。
個人的には数年ほど気に入って同じ髪型にしていたのですが、ある日突然「これじゃない感」に襲われまして。
……というのも、全く言うことを聞かないんですね。
ドライヤーで押さえつけても、時間が経つと何故か大爆発。
結局毎日結ぶはめになりました……。
そして、アラサーになってから 「これじゃない感」に襲われまして。
作り込むことって、年齢を重ねるごとに違和感へと変わっていきます。
白髪を生かしたマダムが素敵なのは、そういった作り込まない美しさがあるからだと思っています。
作り込まないって言ってもただただ放置するのではなくて、 生かして磨いていくということ。
「個性を生かす」と言いますが、そういう個性ってコンプレックスの中にあったりします。
そして、コンプレックスになるような特徴って、生かせば生かすほど強い魅力になっていくんですね。
オンリーワンですからね。
隠さないで生かしてみるという選択肢があることを思い出してみると、新しい自分が発見できるかも。