私の周りは、「なんかモテたい」と言う人がなかなか多い。
不特定多数にモテてもしょうがないと思いますね。
モテることが最高!という考え方は、モテない人の幻想に過ぎません。
この世でモテるっていうのは、自分にとって最高のパートナーを見つけてゲットできる人のことです。
のべつまくなしに媚びて、不特定多数の異性から言い寄られることではありません。
モテてどうする
まして、貢がせたり、足に使ったり、利用するだけ利用できるというのも幻想。
モテれば、わがまま放題できるわけがありません。
何故かって見返りを求められますよ…
そしてそれはトラブルの元に。
モテ期
人生に3度はあるらしいモテ期。
私にも来たことがありますが、地獄でした。
明らかに遊び目的の輩はバスンバスン斬ってOKでしょうとも。
これはね、お互いダメージが少ない。
しかし、問題は相手が真剣で良い人だったとき。
これはね辛いですよ。
相手に非が全くないのに、傷つけないといけないんだもの。
はっきり言って、良い人を振るのは辛い。
かといって付き合えるほど器用じゃないし、好きでもない。
モテはむしろ辛いものであります。
アンナと王様
なんか『アンナと王様』のセリフを思い出しましたね。
家庭教師として異国に招かれたアンナと、絶対権力の王様のラブストーリー。
お互い考え方の違いやプライドで衝突しまくるのですが、最終的には惹かれ合っていく…というお話。
この映画の素晴らしいのはラストシーンの王様のセリフ。
ハーレムを作って女性を何人も侍らせていた王様がアンナとの最後の夜に言うんですよ。
「一人の女性で満足できることを知った」と。
いや、これでしょう。
ここに全てが詰まっています。
もうね愛する人が一人いればいいんですよ。
一万人から言い寄られることよりも、その一人からの愛情があればそれだけで満たされてしまう。
確かに多くの人からモテている人って眩しく見えるかもしれない。
しかし、それが幸せかっていうとそうではない。
むしろ、大勢の好きでもない人から好かれることよりも、お互いに愛情を注げる「たった一人」を見つけることの方が難しいんでしょうけどね。
その「たった一人」に好かれることをモテると表現した方が相応しいと思います。