上司と部下のケンカに出くわし、巻き込まれ散々な目に遭いました…
部下がキレたのは、上司の態度が原因。
信頼されていない
その上司が普段から信頼されていないのは目に見えてわかっていました。
上に立つ者がしっかりしていないとグダグダになるのは勿論ですが、信頼関係がないと良好な関係は築けません。
迷える部下を導くのが仕事でもあるわけです。
そんなときに「お前とは仕事したくない」と言われてしまう存在であってはならない。
じゃあまずはどうするかと言うと、第一に話し方ではないかと。
信頼される話し方
言葉に気をつけてはいますが、どういう話し方をすれば好かれるか…と深く考えたことはありませんでした。
そこでこの一冊。
好きになられる能力 ライカビリティ 成功するための真の要因 (光文社新書)
- 作者: 松崎久純
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/03/17
- メディア: 新書
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どんな話し方をすれば良いかというと、「相手の感情を話す」これがベストだそう。
例えば、コピー機の前で「メンテナンスの人、遅いなあ。何時に来るのかな」と言った人に対してどうするかというと……
「約束の時間に来ないと、困りますよね」(感情)
これが「相手の感情について話す」パターンだ。「メンテナンスの人、遅いなあ。何時に来るのかな」と述べたあなたの心情について話している。
特に解決案には言及せず、でも無関心でもなく、「私は」と言ってその人自身の話をはじめるわけでもない。反論などしてこないし、解説をはじめたりもしない。
確かに、これは心地が良いです。
解決案を提案するのもOKだそうですが、こういう反応が返ってくるのが一番良いですね。
会話って「知的さを出そう」とか「相手を笑わせよう」とか、そっちばかりに気を取られて、「どういう返答をすればいいか」は考えたことがなかった!
「相手の感情について話す」これはものすごい技です。
私はもともと会話が得意ではなく、雑談が必要な場が嫌で仕方がありません。
でも、相手の話を取っ掛かりに、感情について話せば、自然と会話が広がっていきます(もちろん、そうならないこともありますけど…)。
何気ない返答で相手からの信頼が高まるのであれば、使わない手はありません!
聞き上手への第一歩ですね。
この話し方ってどの場面においても通用します。
話し方って大事
さっきの部下と上司の話だと、上司は何でもかんでも頭ごなしに注意する人でした。
部下が何かやろうとすると、「それは今やることじゃない!」とキレる。
何かミスをすると、小バカにしたような口調で注意する。
言い方を変えるだけで部下は逆ギレしなかったはずです。
相手が誰であっても、どんな地位でいようとも、心地よい会話を心掛けることは大切。
何気ない会話でも相手を不快にしない返答を意識していきたいですね。