最近、出掛けるにしても大体地元で済ませてしまうので、家から一番近い市街地はもう庭みたいな感覚になりました。
おまけに用事を1日で済ませようとするものだから、銀行や店、サロンなどをハシゴするのが常。
ただ、予約が必要な用事に関しては時間に余裕を見るので、30分以上の空白の時間が発生することもしばしば。
そんなときは古本屋へ直行します。
しかし、古本屋は誘惑しかございません。
買おうか迷っていた本、気になるタイトルの文庫本、表紙が美しすぎる単行本など、宝の山。
行く度に止めどなく買ってしまうので、古本屋へ行くときの予算を決めました。
予算:1回につき1500円まで
自分で決めておいてナンですが、この1500円という金額が絶妙なのです。
割りと新しめの単行本も1冊は買える金額、文庫本だと3~5冊は買える。
私が「魔の棚」と読んでいる100円コーナーの本。これは15冊買える!
100円コーナーを見始めると止まりません。100円だと失敗も怖くなくなるせいか、あれもこれも…と買っちゃう。(それゆえ「魔の棚」と呼ぶ)
ときどき、ふと読み返したいな…と思った本が並んでいることもある、すごい棚なのです。
とは言え、実際に10冊以上買うことは稀。
私の場合、読みたいときに買わないと、いつまで経っても読まなくなるので調子に乗って買わなくなりました。
かえって、予算を決めるという制限を設けた方が、より欲しいものを選び取れるようになります。
やはり、予算が決められるものは決めておくべきですね。
子供の頃は憎くてたまらなかった「予算」ですが、実はすごく役立つものだと知ったのは古本屋を通してです。