「やりたいことがない」
最近、転職について考えることが多く、自分の「やりたいこと」について考える機会が増えました。
以前もやりたいことについて書いたのですが、見つかったような気がしたものの核心に至らず、また迷走。
これ、考えると止まらなくなるんですよね。
ただ、思うのは果たして全人類に「やりたいこと」という明確なものがあるのか…ということ。
もしかしたら、私のように「絶対にこれをやりたい」と思うものが無い人って結構いるのでは?
私は昔から「これをやりたい!」と強く思ったことがありません。
おそらく、こういう人間が普通に生きてきて、いきなり「やりたいこと探し」を始めても、簡単には見つかりません。
無理やり探したところで見つかるもんじゃない。
そうして、出した結論。
目の前のことを真剣にやる。
もう、探すのを辞めました。
日常では、小さい「やりたいこと」をやり、
仕事では、目の前のことに真剣に取り組むことに。
日常で
家にお花を飾りたいなーとか、今日は読書の気分だ!とか。
そうやって目の前の日常を楽しむことにしました。
仕事で
仕事に関しての「やりたいこと探し」はすごく難しい。
というのも、仕事は好きな作業・嫌いな作業、やりたい作業・やりたくない作業が全部ごちゃ混ぜになって「やるべきこと」として押し寄せてくるからです。
それに、やりたいことと自分のキャリアにとって大切なことって、違うことが多いんですよ。
これを考え出すとキリがありません。
だから、とりあえず目の前の仕事に真剣に取り組む。
目の前のことにフォーカスする
「やりたいこと探し」って、白馬の王子様を待って現実をないがしろにしている状態と似ています。
私も一時期、自分のことばかり考えて、いま目の前にある仕事や人間関係を雑に扱っていました。
しかし、大切なのは妄想で違う世界に行ってしまうことではなく、いまこの瞬間を真剣に生きていくことだと思います。
最近心を入れ替えて、仕事に真剣に取り組むことにしました。
そうすると不思議なもので、気持ち良く仕事ができるようになります。
そうすると私自身の表情が明るく変わってくるせいか、周囲も積極的に協力してくれるようになりました。
おそらく今が自分史上一番に、仕事がやりやすいです。
「真剣にやること」って自分にも周りにも良い影響を与えるものです。
「これはやりたくない」と、転職をしたり環境から逃げることは悪いことではありません。
ただ、「いま目の前のことに真剣になれること」っていうのは非常に大切です。