ときどき年齢不詳な方を見つけます。
年齢不詳というものは諸条件が揃って成立するもんだと思いました。
時々、「若く見えること」を年齢不詳と表現しますが、今日は「(良くも悪くも)全く年齢の推測ができない」年齢不詳について。
年齢不詳の女性
ある日、電車に乗ってきた親子がいました。
母親と娘で、同じ格好をしていました。
ジャケットにスカート、パンプスという出で立ち。
母親の方はおそらく50~60代で非常に品がありとても似合っている。
そして年齢不詳なのが、娘さんの方。
母親と同じファッションなのですが、顔だけ見ると、10代と言っても通用しそうな雰囲気。
実際は、30~40代くらいかと思われます。
着ている服がお母様と同じで、50代の女性に似合いそうなコーディネートだったので、更に年齢不詳に拍車をかけている。
顔とファッションの食い違い
思うに、年齢不詳っていうのは、顔つきとファッションのチグハグさから生まれるのではないかと。
顔つきが異様に若いのに、服の年代が2つも3つも上だから、周りから見たときに年齢不詳に見える。
昔、年齢不詳になれるファッションは28歳の女性がするファッションである…という話を聞いたことがあります。
おそらく、あの娘さんの場合何を着ても年齢不詳です。
年齢不詳になるのに必要なのは、顔つきなのかなと。
よって、服装でどうにかなるものでもない。
そういう結論に達しました。
ナンパされるアラ還
知り合いにすごい人がいまして、50代の女性なのですが、渋谷を歩くとナンパされるそうなんです。
服装はシンプルなカジュアル。
(Tシャツにストレートデニムという感じ)
もちろん着ている服がシンプルで年齢を感じさせていないところもありますが、顔が30代にしか見えないのです。
これは顔つきが若く見え、かつ、ファッションがマッチすると、ものすんごく若く見えてしまうということ。
この女性の場合は、「年齢不詳」ではなくて、見た目が若すぎるゆえ「魔女」と言われていました。
顔とファッション
年齢不詳って良い意味で使われることが多いかと思いますが、個人的にはあまり目指すべきことではないかなと。
結局は、顔に合ったファッションをすることがベストだと思います。
年齢という数字ではなく、現在の顔つきで判断すべきですね。
自分の年齢だけで着る服を選ぶのは、もったいない。