私の夢が、ひとつ叶ったお正月でした。
その夢とは、親が元気なうちに1年間だけニートになる!というもの。
なぜか母親はこれに肯定的だったのですが、長い正月休みの間はほぼニートで夢(?)のような生活をしました。
私の1日
・夜型
・1日9時間は寝る
・お昼過ぎから晩酌
・食べたいものを食べたいときに食べたいだけ(塩分過多)
断捨離して捨てるものはないし、手持ちの本は全て読んでしまったし、出掛ける理由もないし…
テキトーに出掛ければ良いのですが、お金が掛かります。
ニートになった場合、無収入なので豪快には使えません。(ここは本番さながらのシミュレーションを)
それに、不思議と段々と出掛けたくなくなってくるんですよね。
「時間あるし、明日でもいっか」
「急ぎじゃないから、いつか行こう」
「ネットでどうにかならないのか」
朝型&割とアクティブだった時代はいずこへ…
ニートな生活をしてみてた感想
「暇すぎる…」
暇すぎて、1日YouTubeでゴールデンレトリバーの動画を観て終わった日もあります。
家族から手伝いを頼まれますが、ブラック企業で培われた時間管理能力と効率的でスピーディーな行動力で、何を頼まれても超速で終わってしまう。
とにかく時間を持て余す。
それがニートだ…と悟りました
1月4日あたりに、母親に「暇だ!」と叫んだら、「頑張れ!」と激励されました。
私が思っていた楽で楽しそうなニート生活も、仕事のように頑張らないといけないものなんだ…と思うと愕然としました。
もちろん、メリットもあります。
お金の掛からない楽しみ方や時間の潰し方さえ習得すれば、かなり楽しく、自由気ままに暮らせるということ。
私も一時期、就職浪人という名のニートだったので、働かないことへの罪悪感などはありました。
その感情を無視出来れば、この上なく楽しいもんだと思います。
出掛けないから服や化粧品も要らないしね…。本当にミニマリストになれます。
本当に買い物の必要がありません。
暇過ぎるのも問題
「暇すぎる」というのは、人生において良く働くことは無いのではないかと。
「働く」ということは、金銭的なことだけではなく、精神的な安定につながるものなんだと改めて思いました。
「いつでも辞めてやるよ!」と思っていた会社に行ってみたい気持ちがありますもん。
結局、どの環境にいても何かしらの不満は出てくるということ。
ニートにはニートの悩みがあるし、会社員には会社員の悩みがある。
だからこそ、違う環境の人間に対して、「ダメだ」と言えないんですよね。
自分が身を置きたい環境に身をおけば良いのです。