姿勢は意識的に整えるものなんだなと。
ものすごく肩と首がこるので整体でほぐしてもらうのですが、1週間も経たないうちにガチガチに戻ります。
なんか体質的なものかなと思っていたのですが、どうやら体の使い方が悪かったようです。
楽器演奏する方や俳優さん声優さんの間では有名らしいのですが、全く知りませんでした。
実際に1回だけ初心者のレッスンを受けましたが、それだけでも変化を感じたので、本を読んでみたのです。
読んでみて思ったのは、ミュージシャンでも俳優でなくとも、日常生活に大いに使えるものだということ。
アレクサンダーテクニークを一言で表すとすると、「意識的に身体を使わない方法」といったところかなと。
なんとなく疲れが抜けないのは、もしかしたら使わなくてもいい筋肉を使っているからかもしれません。
人間って本来は筋肉の支えがなくとも、骨だけで安定して立てるそうな。
そう考えると筋肉が無いから姿勢が悪い…というのも事実ではなさそう。
ある意味、私の中の常識が覆った本です。
中でも、一番目からウロコだったのは、「自分の腕を持たない」ということ。
腕は本来ぶら下がっているもので、自分で持ち上げるもんじゃないと。
私のガチガチの肩こりの原因はここにあったように思います。
意識してみたら、常に肩に力を入れていました。
これでは肩こりが治らないはずです。
発見がありすぎて、まだ現実を受け入れられておりません……
実際に、「腕はぶら下がっているもの」と思って生活してみると、だいぶ楽になってきました。
ただ、集中すると肩に力が入ってしまっているので、これは鍛練ですね…。
アレクサンダーテクニークを取り入れると確実に身体が変わる気がします。