断捨離してから、やたらと物を貰うようになりました。
少ない物で暮らす=物を大切にしている…という印象があるのでしょうか。
良いものを長く使うようにしているので、そう思われるのかもしれません。
物をあげる側にしても、「この人にあげれば大切にしてくれる」と思ったから、くれるんだと思います。
確かに、なんでも乱暴に扱う人には物をあげたくないですよね。
私も物をぞんざいに扱いそうな人へは、食べ物とか化粧品とか金券とか消えものを渡すことにしています。
物を貰うとき
時々、物を捨てられない人から自分が捨てられない物を貰って困ることもあります。
それが新品ならまだしも、使い古したものとか、傷付いているものだったりするので結構考えものです。
そういうときは、捨てています。
「あのあげたやつ、どうした?」と言われたら、壊れちゃって捨てましたと。
鬼だと思われるかもしれませんが、いちいち使っているとキリがありません。
そもそもそうやって人をゴミ箱扱いする人の気が知れません。
もし、捨てるのが心苦しいのであれば、一回使っているところを見せつけるという技もあります。
そのあと、捨てます(どっちにしろ捨てる)。
「要らないけど、まだ使えそう」
おそらく「まだ使えそうだから」という理由で譲ってくるのだと思います。
ただこれって、迷惑だなと。
自分が欲しい物であれば良いのですが、別に要らない物、もう持っている物だったら、困るだけですよね。
こういう理由で何も考えずに、物を渡す人って結構多いようです。
一番衝撃を受けたのは、東日本大震災の支援として大量の衣類の寄付があったとき、ボロボロの着古した服や名前の書いてある子供の下着も届いたという事実。
人をゴミ箱だと思っていますよね。
こういう、人のことを考えられないマインドってすごく恐ろしいです。
そういう人ほど物に振り回されており、買っては捨てを繰り返していたりします。
まだ使えるのに新しいものを買ったり、吟味もせず間に合わせで買ったり……そういうことをしているから、「いらないけど、まだ使える物」が大量発生してしまう。
そして、自分で捨てられないから、人にあげる。
「捨てる」っていう行動から逃げようとすると、他人に迷惑が掛かります。
捨てることができる人
要らないものは潔く捨てるべき。
まだキレイなら売るという選択肢もありますが。
ただ、「売る」=「誰かが使う」ということになるので、捨てたことにはならないと思うんですよね。
捨てるっていうのは、ゴミ袋に入れて捨てるということです。
そう……そして焼却処分されて、火力発電のタービンを回す貢献をするということ。
捨てられないなら、最後まで使うべきです。
それか買い物のときに吟味する。
それだけ心掛けるだけでも全然違うのですがね…
そう言ってもわかってくれないので、捨てる代行として私が使われない物を葬っています。