自分に向き合うということは、負の感情を受け入れるということ。
ネガティブ思考を無視してはいけない
ポジティブ思考が良い……という常識のようなものが世間様にはありますが、これを理由にしてネガティブな気持ちを封印するのは良くない。
ネガティブな考えや感情のなかに、本当に自分が望んでいるものがあるんですね。
直感だったり、なんとなくだったり、「これがいい」「これやりたい」という気持ちを優先するのも良いことなのですが
向き合わないといけないのは、「ネガティブな感情」。
これを結構スルーしてしまう人が多い。
他人の一言にカチンときたとき、「なぜカチンときたのか」を深く考えたことはありますか?
「あの人キライ!もう二度と会わない!」だけで終わらせていませんか。
なぜ自分は傷付いたのか?
なぜあの人のことが嫌いなのか?
何に怒りを感じているのか?
これを深く考えて結論が出せますか。
「自分に向き合う」ってそういうことなんじゃないかと思います。
イヤな感情に向き合うのは、超ストレスです。
できれば無視したいけれども、ここに向き合うだけで、自分が見えてくる。
なぜ苦手なのか?
同僚にすごく苦手な人がいます。
これだけでシャットアウトするのは簡単ですが、なぜ苦手なのか考えてみました。
・明るい
・よく喋る
・サバサバしてる
なんでこんな人気者要素が詰まった人のことが苦手なんだろう……と考えた結果。
ただの嫉妬だとわかりました。
わたしに無いものを沢山持っているんですね。
「苦手」ではなく「羨ましい」と捉えることにして、今は平和にやっています。
ネガティブ感情をスルーしない
何に対しても理由を探ってみると、自分が見えてくるものです。
「嫌い」「苦手」という感情の理由がわかると、自分を発見できます。
あと、結論を出して納得できると、いちいちモヤモヤしませんしね。
わいてくる感情を無視しない。
これだけで自分が見えてきます。