「これでいい」という言葉が与えるニュアンスは決してプラスなものではありません。
この言葉って妥協したから仕方なく選んだんですよ私……っていう感じですよね。
この「で」を使うときは慎重に。
物に使うのはまだしも、人に使うと最悪。
「彼でいいや」とか、これ本人が聞いたら最悪でしょう。
私も「アナタでいいや」なんて言われたらカチンときますよ。
やはり「これがいい」って言える人はやはり好印象。
自分の意思がちゃんとある感じ。
私も言われるなら、「アナタがいい」って言われたいですよ。
「も」の魔法
私が最近印象に残ったのは、「今日は楽しかった」じゃなくて、「今日も楽しかった」と言える人。
「今日は楽しかった」っていう言葉は下手すると、「前回は楽しくなかった」という風にとられる可能性もありますからね…
この「も」に、ときめきました。
素敵ー!と思って、私も人との別れ際に「今日も最高だった!」と言ったら、相手も喜んでいました。
やはりね、プラスの言葉は自分だけでなく相手をもハッピーにできるものなんですね!
これを「も」の魔法と言います。
まずは心の中で使わないこと
ふと口をついて出る言葉は、普段から考えている言葉です。
ことあるごとに「これでいい」と言ってしまうのは、普段から「これでいい」と考えて生活している証拠。
考え方のクセって言葉に出ます。
批判がまず口に出る人は、普段から批判的な目で物事を捉えて考えている。
心配がまず口に出てしまう人は、常に起こりもしない恐怖を心配して生きている。
言葉にはその人の心が出てしまうものなんですね。
言葉で人を傷つけないためには、まずは考え方をポジティブで明るくする必要があるのではないかと。
心の中で使う言葉も前向きで明るいものに。
それがクセづけば、口に出す言葉も自然と明るいものになるはずです。