大して残業して働いているわけではないのに、毎日ぐったり。
集中力なんてあったものでは無くて、仕事中も意識はどこかに行ってしまうような、そんな状態。
最近の私
帰宅→食事→20分仮眠→入浴→就職
という生活が続いています。
なぜか20分仮眠するんですよ。
いやー昼寝の効果はすごい。たった20分だけなのに頭がスッキリします。
…と今日はそういう話ではなくて。
この慢性的になりつつある疲労感は、もしかしたら「脳疲労」じゃないかと。
とりあえず栄養取ってたくさん寝れば解決するもんじゃなくて、脳疲労を取る秘訣は「瞑想」。
世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
- 作者: 久賀谷亮
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脳は常に働いている
常に脳内で喋っている状態。
「今日中に仕事が終わるだろうか」とか「明日は何を着よう」とか「さっきの態度は大丈夫だったか」とか。
ずーっと過去や未来の反芻や心配で、心がどこかへ行っちゃってる。
これが「いまここ」という状態を保てないことなんですね。
最近、よく「いまここ」という言葉はよく聞くものの、やっとピンときました。
この常に思考が過去や未来に行ってしまっている状態、脳内でお喋りしている状態でも脳は使われているそうです。
そして、それは蓄積され、脳疲労になる。
瞑想で脳を休ませる
今まで興味はあったものの、なんだか胡散臭い雰囲気を感じていた瞑想。
瞑想というとあぐらで手で輪を作って、1時間くらい目を瞑る…というイメージ。
中でも目からウロコだったのは、ウォーキング瞑想。
歩くときに「右、左、右、左……」とカウントしながら、動きに集中するというもの。
自分の「今」の行動に焦点を当てて、過去や未来に気を取られないようにする。
これが「いま、ここ」という感覚を手に入れるコツなんですね。
特に自分の行動に集中するっていうのは画期的。
通勤時間にやるようにしています。
マルチタスクからの解放
正直、脳内では次々と言葉が浮かんできて喋っている状態です。
仕事をしているときも、ボーッとしているときも、テレビを見ているときも。
一つのことに集中せず、同時にいくつものことをこなすマルチタスクは確かに効率的ではあります。
私も「ひとつの事柄だけに集中するのはもったいない」と思い、常に複数何かをやっている状態でした。
テレビを観ながら、タブレットでネットサーフィンし、スマホで読書……なんていうことも一時期やってました。
これはね……すんごく疲れる!
オススメできません。
無意識に生きていたとしても、私たちが思っている以上に膨大な量の情報が脳には飛び込んできています。
脳には無限の可能性があるとて、それを100%使うのは難しいし、限度がある。
雑念も断捨離しつつコントロールしていくことが大切なのですね。
効果
まだ100%できているわけでなく、まだ雑念はしょっちゅう浮かんできますが、以前よりは過去や未来に捕らわれなくなりました。
でも、だいぶ疲労感は解消され、仕事中の集中力が上がりました。
脳も使い過ぎは良くないですね。
つくづく現代社会の発展に人間の体はついて行けていないなーと。
もし人間が進化する動物ならば、そろそろ男性も出産できるようになってもいい頃だと思うんですけどね!(それはそれで怖い)