自分という素材を消さないで生かす。
昔は自分の顔が嫌でしょうがなかったのですけど、最近は好きです。
こう書いてみるとナルシストっぽいですが、毎日見ていたら「なかなか愛嬌のある顔じゃないか」と思うようになりました。
コンプレックスを受け入れてしまうと心も軽くなり、メイクが薄くなりました。
メイクで心掛けているのは、隠さない・変えない・生かす。
素敵な人の極薄メイク
メイクが薄くなった理由がもうひとつありまして。
「素敵だなー」と思う人ってメイクが極薄なんですよ。
実際に極薄かは別としても、ナチュラルで自身のパーツを生かしていることは確か。
メイクでどこかを変えて美人になるのではなく、元々持っている個性を生かして美しくなる。
そういうイメージ。
やけにシンプルになったメイク道具
どうすりゃいいかっていうと、極シンプルにするだけです。
・肌のアラ隠しは最低限
・頬のほどよい赤み
・瞼の影
・唇の血色感
考えるのはこれだけ。
コンシーラー、シェーディングなどは使っておりません。
完璧にカバーするよりも、少し個性を残した方が良い。
ソバカスがほんのり見えたり、瞼のくすみをちょこっと残したり、毛穴も多少は見えた方が自然。
つい完璧を目指して隠しすぎてしまいますが、完璧じゃないところにも美しさはあるもの。
かえってそこが良かったりします。
深津絵里さんってスッピンっぽいのにすごく美人。
メイクが濃い方に違和感を感じてしまうくらいナチュラル。
彼女を見ると、作り込まない美しさっていうものを実感しますね。
こう書くと「元が美人だから」と言われてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
結局、美しさというのは、自分の生まれ持ったものを生かしている人なのではないかと。
自信を持った人には凛とした雰囲気が漂います。
その見えないオーラに我々は魅力を感じ、「素敵な人だな」と思うのではないでしょうか。
だからこそ、自分の素材を生かす。