「与える側が強い」っていうのは本当。
与えられる側の方が圧倒的に優位だ……と思っているうちはまだ未熟で、表面的なことしか見えていないのかもしれません。
しかし翌々考えてみると、実は与える側が全ての主導権を握っているのが見えてきます。
与える人
愛情だってそう。
両親が愛情を与えて子供は育つ。
子供がワガママを言って一見振り回されているように見えても、実は親の顔色を窺っていたり、言う事を素直に聞いたり、結局は親の主導権で動いている。
恋愛だってそう。
「尽くすのはダメ」だとか、「誘われるのを待て」だとか、受け身だと思われるアドバイスが多いのは確か。
しかし実際は、「好きだ!」と真っ直ぐに感情をぶつけてくる人や、「食事に行こうよ!」と積極的に誘ってくる人の方が主導権を握っていたりする。
誘われる側が本気になりかけたら去っていったりね…。
愛や思いやりも与えた者勝ちなのです。
与える側の方が実は上
そりゃそうですよ。
「拒否されたら」って心配して受け身に徹してしまう人よりも、勇気を出してガンガン進んで行く人の方がチャンスが多いのは当然のこと。
ただ、ガンガン行き過ぎたり、しつこくしたり、相手の気持ちを考えない行為は論外ですけどね。
時には、相手を突き放したり放置したりするのが愛情ということもあります。
与え方は様々。
ですが単なるエゴではない、相手に愛を持った行動ができる人は人間関係もスムーズにいくものです。