フランス人の暮らしにとてつもない憧れがあります。
オシャレで凛とした雰囲気。シンプルな服を着ているのに魅力的。
私ね、昔はフランス人ってただただお金持ちなだけだと思っていたんですよ。
豪勢な暮らしがあの凛とした雰囲気を作っているのではないかって。
しかし、実際は違う。
部屋はせまいし、食事はシンプルだし、服も少ないし……。
超合理的でシンプルな生活。
豊かさ=お金ではない
無駄なことにお金を使わない。
でも、ケチっているようにも、疲れているようにも、貧乏にも見えない。
なぜ…?
やはりそこには、「自分にとって何が必要か」をわかっていて堂々と生きていることなんだと思います。
物質的なものへのこだわりはほどほどに、精神的な充足感を重要視しているような感じがする。
何が必要かを見極める
やはり物が少ないことは大切。
物欲に左右されていると本当に何が必要なんだかわからなくなってきます。
一個買ったら、あれもあれもとなって物が増える。結局使わない。また買う。
私もこのくちですが、冷静に物欲と向かい合うことで見えてくるものもあります。
本当に必要なのか?
ただのストレス発散じゃないのか?
物欲に苛まれているときは、この問いかけを自分に。
今あるものをとことん楽しむ
1日を大切に生きること。
持っているものを最後まで使うこと、大切な人との時間を楽しむこと、日常で小さな幸せをたくさん見つけること……
すべて簡単なようでいて結構難しい。
けど、今あるものを大切にできることが最上の幸福を生むのではないかと思うようになりました。
自分のこだわりを持つ
「これだけは絶対譲れねえ…」というこだわり、ありますか?
特にファッションだとこれが顕著。
流行に左右されないスタイルを持っている人。
手っ取り早くオシャレに見えるのは流行を追ったファッションですが、シンプルなのに素敵に見える人って流行はあまり追っていませんね。
ただシンプルなりにアイテムにはこだわりがあって、愛情をもって着ている。
それがわかると、一気に素敵に見えますね。
物欲がおさまる一冊
フランス人の部屋にはゴミ箱がない おしゃれで無駄のない暮らし (PHP文庫)
- 作者: MIKA POSA
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- 発売日: 2017/01/06
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「ゴミを出さない生活」。
それはやはり、無駄の無いタイトな生活。
物質的なものに捕らわれず、自分の価値観やこだわりを大切にする生き方が豊かさにつながるのではないかと思いました。
最近、また物欲が爆発しかけていたので、それを戒める一冊になりました。
物欲を満たすことではなくて、経験や知識にお金を使いたいですね。